スイレンの育て方
● 屋外での越冬が難しく、保護する必要があります。(左ページ
の越冬方法をご確認下さい。) ● 花色は青・紫・赤紫・桃・白色・黄色があります。 ● 花は水面より高いところで開花し、葉の縁はギザギザしています。 ● 開花数が温帯スイレンに比べて多くなりやすく、長いものは10月終わり頃まで咲きます。
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![]() *カレンダーは目安です。 時期については地域・気候・品種によって異なる場合がございます。 |
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熱帯スイレンの株分け方法 | |||||||||||
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熱帯スイレンの植え付け方法 | |||||||||||
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熱帯スイレンのムカゴで増やす方法 | |||||||||||
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ムカゴ種の代
表的な品種 プロイデェーン、ドウベン、ティナ 、オーガスコック、マミヨ、カオヒラリー、キャオモロコ、 ゴールデンウェース、イスラモラダ、キングオブブルー、クイーンオブサイアム、 チェリーブライアン、センサウッド、チャンプモナコ、ヒラリーなど |
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一年を通してのスイレンの管理
よく練って植え込むと、生育がよくなります。
常に水がなくならないように管理します。
夏の暑い時などは特に蒸発によって1日であっという間に
無くなるので、こまめな確認が大切です。
水位は株元から5~20cmほどに保ちます。
当社農場では直径1cm程の粒のものを使用しています。
固形の緩効性(ゆっくり効くタイプ)化成肥料を与えます。
19cm角カゴなら5個ほどを土の中にそっと入れます。
肥料には様々な濃度や大きさのものが出ているので、
目安として考えて下さい。
ポイント
次は肥料が切れる前に与えます。
少量ずつ2週間に1度などこまめに与えることで、肥料濃度の急上昇を防ぎます。
沈んだ状態でぐったりしている蕾は咲き終わっているので、摘み取ってしまって大丈夫です。
●アブラムシは流水で流すか、「オルトラン粒剤」を根元に少量振りかけます。
メダカなどがいる場合は別容器に移してお使いください。
●藻が発生したら、こまめに取り除きます。
割り箸などを使用するとスムーズに作業を行うことができます。
浮遊性の植物(アオウキクサなど)がふえて日光の妨げになる場合も取り除きます。
コケ抑制に薬剤などを使用するとスイレンの生育にも影響が出るため、使用は控えましょう。
葉が込み合っていれば適度に取り除きましょう。
●肥料の与えすぎや、容器が不十分な大きさであると、
咲きにくくなる場合があります。
●何年も同じ鉢に植えたままになっていると、
株が詰まって葉ばかりが出てくる場合があります。
古い根を取り除き、株分けを行いましょう。(1~2年に1度)
株が凍りつかないように
深めの水位で管理してください。
水面が凍っていても株が凍らなければ大丈夫です。
氷点下を大きく下回る寒い地域では、睡蓮鉢にシートをかけたり、睡蓮鉢を軒下に移動するなど根茎が凍らないように管理してください。
3~4月頃、掘り起こし新しい土に植えます。
芽が殖えていれば株分けしましょう。(1~2年に1度)
寒さに弱いため、温度変化の少ない所で
水を張ったまま管理してください。
屋外:6~10月/屋内:11~5月
適水温:5℃~15℃
休眠中(冬場)は日光がなくても大丈夫です。
寒い地方では、発泡スチロール容器などに入れて
蓋をしてしまっても良いです。
その中に植え付けている熱帯スイレン鉢又は
カゴ植えを丸ごと入れて屋内で保管することで冬越しが可能です。
11月頃に生育が止まった段階で
球根を掘り起こし、
葉と根をカットして洗いましょう。
かたく絞ったフェルトなどに包み、
ビニール袋で密閉。
室内保管し、温度は5〜10度で保管します。
5月初旬を過ぎた頃に
水の入ったコップに入れます。
芽が動き始めたら、土に植え込みます。
赤玉土OK。
スイレン用植え替えセット
(角型カゴ)
商品番号 set-021
土、カゴ、肥料がセットになって いるため、これ1つでスイレンの 植え替えが行えます!
大きく元気に育つ
スイレンの肥料 130g
商品番号 008-0046
約1ヶ月間ゆっくり長く効く肥料です。
成分…N:6・P:4・K:3
※メダカがいる場合は「当社農場にて使用している化成肥料」がオススメです。
当社農場にて使用している
化成肥料 150g
商品番号 008-0030
水生植物全般にご使用いただける肥料です。
成分…N:10・P:10・K:10 苦土1
※メダカがいる場合は土の中にしっかりと埋め込み、養分が溶けださないようにします。
(温帯・熱帯スイレン共通)
底穴が開いている植木鉢か、
植付け容器「植物カゴ」に
赤玉土を3分の1ほど入れます。
肥料を入れ、肥料が直接根に触れないように
土で隠し、スイレンの苗を
土ごとポットから外し入れます。
隙間に上から赤玉土を入れて
中央に生長点を少し持ち上げるように植えます。
この時、生長点が
土で埋まらないように気を付けます。
植え込んだ状態。
水鉢にスイレンを入れ、水を注ぎ入れます。
水面から鉢土の表面までの水深を5~20㎝に
保つように鉢の高さを調整します。
3.温帯スイレンについて
● 主な花色は赤・桃・黄・白色があります。
● 花が水面近くで開花し、葉の縁は丸みを帯びています。
● 真夏の猛暑期には花付きが少なくなりますが、暑さが落ち着いたころに再び咲き始めます。
● ヒメスイレンという小型の品種は、省スペースで育てることも可能です。
(4月頃)
出る
(5月頃~)
休眠する
(11月頃~)
*カレンダーは目安です。
時期については地域・気候・品種によって異なる場合がございます。
なんて簡単スイレン(睡蓮)の株分け植え替え!
鉢から取り出し、固く根が詰まった部分に
ハサミを入れて、根茎を取り出します。
取り出した根茎から生えている根は、
切り取ります。
1つの根茎に1芽あるように
根茎を切り分けます。
各1個ずつ、鉢に植え込みましょう。
株が鉢よりはみ出す場合は、
芽がない部分を切断しても大丈夫です。
底穴が開いている植木鉢か、
植付け容器「植物カゴ」に
赤玉土を3分の1ほど入れます。
肥料を4、5粒入れます。
肥料が直接根に触れないように土を入れ、
芽が出ている部分(生長点)が
中心になるように置きます。
スイレンの株の生長点が
土で埋まらないように注意して
土を入れます。
水鉢にスイレンを入れ、水を注ぎ入れます。
水面から鉢土の表面までの水深を
5~20㎝に保つように鉢の高さを調整します。